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2015年8月26日

こんにちは!スタッフHです!

今回は、入れ歯についてお話します。
歯のない状態は、頭や体にさまざまな悪影響をもたらします。

入れ歯を使っていないと
①認知症・うつ病になりやすくなる
②腰痛・肩こりの原因になる
③栄養失調・誤嚥性肺炎になりやすくなる
④運動機能が弱まり転倒しやすい

入れ歯を使うと
①噛めることで脳が活性化する
②血液の循環がよくなり、運動・生理機能が向上する
③いろいろな食事が楽しめ、栄養がしっかり摂取できる
④噛み締められるので、いざというときに力が入る

長期間、入れ歯を使っていないとお口に合わなくなってきます。
もし、入れ歯の嚙み合わせが悪いと感じたら、ご相談ください。

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2015年8月18日

こんにちは!スタッフHです!!

歯ぐきの炎症を抑え、お口の健康を維持するために、歯ぐきのマッサージをおすすめします。

こんな症状ありませんか?
腫れ  出血  イヤな臭い  膿がでる
歯ぐきの血行が悪くなると、老廃物がたまり免疫力が低下。歯周病が発症・進行します。

歯ぐきマッサージをすれば・・・
血行促進  老廃物除去  唾液分泌  免疫力UP  リラックス効果
歯ぐきへの刺激で血行がよくなり、細胞が活性化。歯周病菌に対する抵抗力を高めます。

歯ぐきマッサージの方法
指マッサージ法
①歯みがきをして、しっかり手を洗う
②人差し指に水または専用ジェルをつける
③軽く力を入れて円を描くように圧を加える
爪で歯茎を傷つけないよう注意しましょう。
1日1回、入浴中がおすすめです。

歯ブラシマッサージ法
①歯みがきをする
②毛先を45度に傾けて歯茎にあてる
③微振動を与えて軽く刺激する
毛先に柔らかい歯ブラシを使いましょう
痛みを感じたら力加減を弱めて行ってみてください。

あまり深く考えすぎずに、自分が気持ちいいと思うようにマッサージすればOKです。

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2015年8月11日

こんにちは。ふただ歯科クリニックスタッフSです。
今日は高齢者の口腔ケアについてお話しします
介護が必要な高齢者の場合、下記に示すような何らかの薬剤を服用していることが多く、それが原因で唾液の分泌が減少し、口腔内が乾燥することがあります。

[ 唾液分泌低下をきたす薬剤例 ]抗不安薬、マイナートランキライザー、三環系抗うつ剤、抗コリン剤、抗痙攣剤、下痢止め、制催吐剤、
抗パーキンソン剤、抗炎症薬、鎮痛剤、降圧剤、利尿剤、気管支拡張剤、その他
 

唾液が少ないことで、口腔内の自浄作用が低下するため口腔清掃を怠ると、頬粘膜、歯肉、舌などの粘膜全体が白く覆われます。
 この原因の一つが、微生物が繁殖して形成したバイオフィルムです。バイオフィルム内部には歯周病菌や微生物が共存しており、微生物の分泌物が粘着、増殖を繰り返して構築・成長し、時間と共に除去が困難となります。
 もう一つの原因はカンジダ菌(C.albicans)の感染によるものです。この菌は30~40%の人の口腔常在菌で、体の抵抗力(免疫・感染防御機能)の低下や、カンジダ菌に無効な抗菌薬を長期に投与された場合に生じます。症状は白っぽいコケのようなものが舌や頬、唇、時には歯肉などに発生します。表面にカビがついているだけなので指でひっかくと取れますが、その痕は細菌に侵されているため、表面が赤くなっています。治療にあたっては、まず口腔内の乾燥を予防し清潔に保つこと、そして口腔カンジダ症に効果のあるうがい薬や塗り薬を使用することです。
 
高齢者に多くみられる嚥下が困難なケースでは、口腔内の微生物を食物や唾液と共に誤嚥することで、誤嚥性肺炎の原因となることはご存じの通りです。口腔内を清潔にすることで、口腔内細菌を減らし、呼吸器感染を予防します。また、粘膜ケアによって粘膜や舌の感覚がよみがえり、「食べる楽しみ」という生きがいを取り戻すことにもつながります。特に食前の口腔ケアは唾液の分泌を促すとともに、口腔周囲の筋のストレッチにも効果的で、誤嚥の予防にもなります。

2015年8月 5日

こんにちは。ふただ歯科クリニックスタッフSです。
今日はキシリトールについてお話します。

砂糖と同じ甘さを持つキシリトール


 キシリトールは、糖アルコールの中で最も甘く、砂糖と同じ甘味度を持っています。キシリトールは溶ける時に熱を奪うので、口に含むとスーッとした冷たい感覚があります。そのため、ミントの味によく合うことから、キシリトールを使ったお菓子には、ミント味が多く見られます。また、果物の味をより新鮮にする効果や、苦味を消す効果もあります。

 さらに、冷却効果があることから、布地に応用した夏用の肌着や寝具、そして化粧品も市場に出ています。

むし歯の原因にならない甘味料
 キシリトールを始めとする糖アルコールは、むし歯の原因になりません。糖アルコールからは、口の中で歯を溶かすほどの酸は作られないからです。ソルビトールやマルチトールからは、少量ですが歯垢(プラーク)中で酸ができますが、キシリトールからは酸は全くできません。また、キシリトールの方が甘みが強いので、その甘味により唾液も出やすくなります。

 酸を作らないこと、そして、唾液の分泌を刺激して酸を中和することが、キシリトールがむし歯の原因にならない理由です。

むし歯を防ぐ甘味料
 キシリトールには、「むし歯の発生や進行を防ぐ」という、他の糖アルコールにはない特徴的な効果があります。

 キシリトールをガムやタブレットの形で一定期間以上口の中に入れると、むし歯の原因となる歯垢が付きにくくなるだけでなく、歯の再石灰化を促し、歯を固くします。さらに、キシリトールには、むし歯の大きな原因であるミュータンス菌の活動を弱める働きも持っています。

 このような働きは、他の甘味料には見られない、キシリトールだけの効果です。

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秋田県潟上市にある歯科医院の日記です。地域に貢献できるよう日々頑張ってます。

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